人魚姫 [本]

図書館でアンデルセンの人魚姫を読んで、驚いたことがある。自分が読んだことがある人魚姫は、だいぶ翻訳者によってカットされている。そのカットされてる内容が、アンデルセンからすれば、絶対にカットしないでほしいと思うような内容だと感じた。
1、人魚の寿命は300年、泡になって消えてしまう。有限の命
2、人間は死んでも、魂は天に昇り、また生まれ変わることが出来る、永遠不滅の命
3、尾ひれから変わった足は、血液が流れるたびに激痛が走る。歩くと、針の山を歩くほどの激痛がある。
4、太陽が昇り、泡になり、消えてしまった!と人魚姫本人が思っていたら、永遠不滅の命を授かるチャンスをもらえる。
5、翻訳者の言葉では、空気だったか風になり300年間人間の役に立つことをすることで、永遠不滅の命を授かる。

この5つが抜け落ちている。

現代の日本は宗教を毛嫌いする習慣があるので、カットされたのだろうが、アンデルセンは、唯物思想、マルクス、レーニンの社会主義には未来がないと!訴えたかったのだろう。

1、人魚は300年の寿命で死ねば終わり。というのは、唯物思想であり、霊の存在を否定する考え。
2、人間は、信仰心をもち、霊の存在を肯定し、神を肯定している考え。
3、人間は困難や逆境を越えることにより人間的に、霊的に向上し、仏心近づくという考え
4、人間は困難や逆境に負けず、信仰心をもって、愛に生き、与える愛で生きていけば、天国に帰れるという考え
5、たとえ、困難や逆境に負けてしまい、天国に行くことが出来なかったとしても、愛に目覚めて生きることで天国に帰ることが出来るという考え

5つの抜けている思想は、人間にとって、一番必要で大切なことを教えてくれている。絶対に削除してはいけない所であると分かってもらえると思う

民主党党首選挙 [政治]

民主党の党首選挙があと一週間に迫っている。各地で熱い戦いを繰り広げられている。

現在、民主党が与党なので、党首=総理大臣となる。

個人的には、管も小沢も如何なものかと思うが、どちらかといえば小沢派である。

管談話で、国益を損ない、普天間基地問題も放置したまま、あまりにも反日的な総理大臣だと思う。

日本を中国や韓国の属国とでも思っているような発言ばかり、総理大臣としての資格なしだ。

そもそもなぜ、8月15日靖国神社に公式参拝できないのか?総理大臣として当然の任務だ。それを他の国が

ごちゃごちゃ言ってきたからといっても、なんの遠慮もない。他国が余計なことを言うな!と言うべきだと思う。

慰安婦問題でも、慰安婦たちは強制的に連行されたわけでもないし、日本国が斡旋したわけでもない。慰安婦

として言った方々は、お金が欲しくて親に売られたのだ。後は金欲しさに自らが志願した。それをいまさらあほら

しい。そもそも南京大虐殺もなかった。25万人、30万人と言われていた当時の南京人口。1年後に人口が増

加している。大虐殺で20万人も25万人も殺されて、南京にほとんど人間がいなくなって、どう考えても人口が

増加するわけないだろう。バカも休み休み言ってほしい。

このような本当の日本の歴史をはっきり言ってくれる総理大臣がいいな。

猛暑 [異常気象]

この現在の状況を、地球温暖化とみる学者と地球寒冷化とみる学者と2種類いる。寒冷化の学者にいわせれば、長いスパンで見ればこの最近の猛暑は寒冷化の中の小春日和ということらしい。

日本では12月から2月末くらいが冬でしょうか?まあ、3月末までといってもいいかもしれませんが、この4カ月の中の2,3日ある小春日和というわけです。この寒冷化というのがどのくらいのスパンで考えているのか知らないので何とも言えませんが。たぶん、100年単位か1000年単位という事で考えれば、寒冷化の中の小春日和といわれても、納得できる話である。

で、温室効果ガス(二酸化炭素)が温暖化に関係があるかといえば、ほとんどないそうです。

どちらにしても異常気象であることには変わりないし、ヒートアイランドは都市部に顕著だという事を考えれば、現在のエコ活動は多少の役に立っている事も否めないと思います。

これからどうなっていくのでしょうか?地球は

リハビリ [機能訓練]

初夏のある日僕は交通事故に遭った。僕は自転車、相手は車。左巻き込むによる事故だ。その為、車道をそう走行していた僕は、歩道まで飛ばされて、鎖骨を骨折した。骨は裂けるように折れ、プレートでガチガチに止めてある。

骨がある程度固まった頃、リハビリを開始した。肘をのばして前に上がる60度程度で限界に来る。上がらない。それでもまだまだ甘いリハビリ内容だった。リハビリをやっているうちに90度、100度と腕が上がるにつれ、生活がらくになってきた。少し動かせば痛かったのが、それほど痛くなくなってくる。

リハビリというのは効果がある。

しかし、この100度を越えた位から、リハビリがとても辛くなった。リハの先生が痛いのを分かっていて、ギュウギュウ腕を押す。自力では100度が限界でも、リハの先生が肩をロックして100度を超えてくる。肩がフリーの状態でも痛いのに、肩をロックされて100度でも相当痛い。顔が苦痛に歪む、涙がにじむ、自然と足をバタバタさせる。

このような痛みを堪えていかなければ腕が拘縮してしまうのだ。リハが終わった後は筋肉がプルプル震えている。

きっとこの先、こんな激痛を毎日受けながら生活する日はないだろうともう。ある意味貴重な体験だ。泣きながら楽しもう

北欧の神話 [本]

現在北欧の神話を読んでいる。オーディーン、ロキ、トールなど、一度は聞いたことがある神々の名前が出てくる神話。主としてヨーロッパ、ゲルマン民族を中心とした神話である。

世界の成り立ち、神々がどのように誕生したのかという所で、小人が誕生する記述がある。

氷の塊にムスペルヘイム(炎の国)から熱い風が吹きつけるうち、いつしかそれに命がやどりユミルという巨大な生き物が生まれた。ユミルが性質が悪いのでオーディン、ヴィリ、ヴェーの三人の神に倒されました。そのユミルの身体で大地、や太陽、月、あらゆるものを作りました。その間にユミルの身体が腐り、ウジのようにうごめく生き物が誕生、それが小人。小人には身体が黒く、ずる賢く、ウソつきな小人。白く光り輝き、美しく、気立てのよい、光の小人の2種類が誕生しました。とあります。

この時からすでに白人優位説、白人が一番素晴らしい人種だという思想が流れていると感じた。

神話というのは裏の取れていない歴史である。その神話を読めば、その民族がどのような民族であるかが分かる。もちろん、神話は作られている部分も多々あると思うが、そこに流れる民族の思想や考え方が、入りこんでいる事は事実である。

そう考えるとヨーロッパの民族は自分たちの民族が世界で一番と思い、肌の色が白ではない民族は、自分たちよりも劣るという、そうとう傲慢な思想の持ち主だった事が分かる。

民族学を学ぶ為に神話を読み始めたわけではないが、こんな読み方もあるのかと面白いなと思った。
タグ:神話

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